腰落ちフォームとは?腰高フォームに変わる3ステップ!ランニングクリニック開催

ランニングをしていてこんな悩みはありませんか?

  • スピードが速くならない
  • 前ももばかり張ってしまう
  • バネのある走りができない
  • 脚が疲労して動かなくなる
  • 膝が痛くなってしまう

実は、このような悩みの原因は、「腰落ちフォーム」が原因かもしれません。

そして、腰落ちフォームはランナーがランニングフォームで上位を争う悩みなのです。

なぜ、多くのランナーが悩むのか?

それは、体の構造的に腰落ちフォームになりやすいからです!!

つまり、走り方を習ったり、ランニングドリル(走るための練習)をしないと腰落ちフォームになりやすいのです。とはいえ、ポイントを押さえれば腰落ちフォームを改善するのは難しくないです。

そして、腰落ちフォームを改善すれば

  • 接地時間が短くなる
  • バネのある走り方ができる
  • 前に進む推進力が得やすい
  • 膝や足にかかる負担が少ない
  • 体幹やお尻などを使いやすい

つまり、速く走れる&ケガしにくい走り方が手に入るのです。

アスレティックランニングではランナーの悩みを解決して、パフォーマンスを高めるためのランニングクリニックを開催しております。

今回は、【腰落ちフォーム改善のランニングクリニック】を開催しました。
(ランニングクラブハリアーズさんと開催)

腰落ちフォームってどんなフォーム

その名の通り、腰の位置が落ちているフォームです。

腰落ちフォームになりやすいランナーの特徴

  • 猫背や反り腰姿勢
  • 上半身の柔軟性が低い
  • 腹筋と背筋のバランスが悪い
  • 腕振りのやり方が分からず走っている
  • 股関節の柔軟性が低い
  • 足首が硬い
  • 下半身に頼った走り方
  • 脚を前に出す走り方
  • 前ももの筋力が強すぎる

このような特徴があります。

意外と体とフォームの関係性って深いんです。

腰落ちフォームになっていない?簡単なチェック方法

腰落ちフォームと体の関係性は深いです。
簡単にチェックする方法を紹介します!

☆やり方
①前に歩き、3歩目で膝を抱えて片脚バランスで静止姿勢を取る
②力の入り方や姿勢をチェック

☆チェック項目

  • 腰が丸まらずに脚を引き上げられる
  • 腰が反らずに脚を引き上げられる
  • 軸足の臀筋(お尻)で支えることができる
  • 膝が曲がらずに支えることができる
  • かかと体重にならず、足裏全体に体重が乗せられる


全部クリアできていましたか??

腰落ちフォームの原因

①上半身の姿勢がつぶれている

上半身の姿勢により骨盤の位置が決まってきます。
上半身には、重力に負けずに姿勢を維持するための筋肉が備わっています。

これらの筋肉で姿勢が維持できていれば、上半身は重力に抗する力、つまり上向きに働く力が生じ、腰高フォームになります。
逆に姿勢が維持できていないと、上から潰される下向きに働く力が生じ、骨盤は後ろに傾く、腰落ちフォームとなるのです。

腰落ちフォーム改善その1

【上半身を緩める】
腰落ちフォーム改善には、上半身のリセットから行います。
肩甲骨を外に引き出すリーチ動作と言われる動きをマスターすることがポイント。
手を遠くに伸ばして、肩甲骨を体から遠ざけるイメージでおこないます。


②股関節の柔軟性低下

股関節が固いと体重がかかった時に骨盤が後ろに傾きます。
体重をかけても骨盤が傾かないように股関節の動きを高めていきます。
股関節の動き(お尻や内転筋の柔軟性)が高まると、お尻で支える感覚が分かるようになります。
腰を落としつつ、前足側で支えられるようにしましょう。

腰落ちフォーム改善その2

【股関節の柔軟性を高める】
脚を前後に開いて、前脚側の股関節の動きを高めていきましょう。
腰を地面に落とすタイミングで股関節を開いてストレッチするのがポイントです。


③体を支える力の低下

ランニングの着地時に体を支えることが必要になります。この力が弱いと、骨盤が傾いて腰落ちフォームとなります。
股関節を動かすことで自然とお尻が使われるようになります。

腰落ちフォーム改善その3

【股関節を動かしてお尻を使う】

股関節を真っ直ぐ上げて、真っ直ぐ下げる。
このシンプルな動きができれば、お尻も骨盤も整ってきます。
股関節を上げて、下ろす!とにかくシンプルに!


Originally tweeted by 田口 真幸/アスレティックトレーナー (@no1_taguchi) on 2023年3月18日.

腰落ちしない走り方をマスターする

最終的に腰落ちしない走りをマスターするためのドリル(動き作り)を行なっていきます。
私の中では、2通りの走り方があると考えています。

①股関節の引き上げを意識して走る
②上半身を先に進め、股関節で地面を押す走り方

前者は楽に走りたい時、筋力がないランナーにお勧めです。
後者はスピードを出したい、バネを使った走りにしたいランナーにお勧めです。

ランニングクリニックでは、それぞれの走り方を試してもらい自分に合った走り方を見つけていくようにしました!

まとめ

腰落ちフォームの原因

①上半身の姿勢が潰れている
②股関節の柔軟性低下
③体を支える力の低下

これらが原因となります。ここの改善なくして、ランニングしていても思うような成果に繋がらないことが多いです。


腰落ちフォーム改善

①上半身を緩める
②股関節の柔軟性を高める
③股関節を動かしてお尻を使う

次回ランニングクリニック予定

次回も腰落ちフォーム改善クリニックを開催します。

テーマ:「腰落ちフォームが変わるランニングクリニック」
日時:4月19日(水)
時間:10:30〜12:00
場所:織田フィールド
料金:2,000円
定員:10名

▶︎こんなお悩みの方にオススメです
✔︎腰が落ちたフォームでスピードが出ない
✔︎脚が疲れてしまって動かなくなる
✔︎膝やアキレス腱が痛くなる
✔︎長い距離を走ると腰や肩が疲れる
✔︎ランニングフォームを学んだことがない

参加希望の方は、LINEに「ハリアーズランニングイベント参加希望」メッセージ下さい。

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