毎日疲れている、疲れが抜けないと悩んでいませんか?
寝ても疲れが取れず、常に体がだるくて、「体調が良い日が少ない」と悩んでいる方が多いです。
疲れが溜まりすぎると
・コリが痛みになる
・寝ても回復せず慢性的な疲れ
・不調が多くなり対処が追いつかない
医学的にみると「疲れ」は体が発するSOS!放置しておくと病気に繋がってくるのです。
疲れが溜まっているけど、解消法が分からず悩んでいる方が多いです。
・病院に行くまでもないから誰にも相談できない。
・自分の体質だと思い込み何も対処していない。
・薬や栄養ドリンクで元気を保っている。
このような悩みも「疲れ」を理解して対処できれば、疲れが解消し今よりも快適な体は作れます。
そして、体質だと諦めていた不調も改善することが多いです。
この記事では疲れを解消するための3つのポイントを説明していき、自分に合った解消法を実践できるようにまとめています。
疲れを理解する3つのポイント
疲れのタイプと疲れのレベルが人によって異なります。
自分の疲れのタイプを理解して、自分に合った解消法を習慣にしていきましょう。
疲れを解消する3つのポイント
①人によって疲れのタイプが違う
②疲れのレベルがあり対処法が違う
③疲れを溜めない習慣が大切
疲れの原因と解消法は人によって異なってくるので、
自分のタイプ、自分の疲れのレベル、自分に合った解消法を見つけていきましょう。
疲れの原因は自律神経
自律神経は交感神経と副交感神経の2つの神経があります。
毎日の活動と休息に合わせて、無意識のうちに体を調整しています。
交感神経は主に昼間に働き、活動する時や運動している時に活性化。
心身ともに興奮状態を作り、活発に活動しやすい状態を作り出します。
副交感神経は主に夕方から夜にかけて働き、休む時や食事の時に活性化。
心身ともに穏やかな休息に適した状態を作り出します。
このように活動と休息のリズムを作り、シーソーのように交互に活性化して体の調子を整えています。
自律神経のバランスが良い状態では、疲れにくい、疲れても回復できるのです。
ところが、バランスを無視して働きすぎたり、リラックスしすぎる生活を続けていると、一方の神経だけが優位となり、もう一方に戻りにくい体質になっていきます。
こうなると偏った側の特有の疲れが現れるのです。
自律神経による疲れ
動きすぎて体が常に緊張状態にあれば交感神経が優位の疲労が出る。
動かないでリラックス状態が続けば副交感神経が優位の疲労が出る。
ここで大切になるのが、自律神経が崩れるから症状が出るのではなく、日常の習慣に対して自律神経が反応しているのです。
疲れを解消するには、活動と休息のバランスの取れた生活習慣に整え、自律神経を正常に働かせることが大切になります。
疲れのタイプを知る
疲れのタイプには交感神経優位タイプと副交感神経優位タイプの2種類あり、疲れの感覚が変わってきます。
疲れの感覚から自分のタイプを理解していきましょう。
交感神経優位タイプは鉛のように体が重く、疲れを引きずっていきます。
原因は活動しすぎや過度のストレスにあります。
副交感神経優位タイプはすぐ疲れて、やる気が出ない状態が続きます。
原因は運動不足で体を動かす筋力や機能が低下していることにあります。
交感神経優位タイプは、リラックスする時間が必要で、反対に副交感神経優位タイプは、運動で刺激する必要があるのです。
自分がどちらに当てはまりやすいかをチェックしておきましょう。
タイプが分かったら、今の疲れのレベルを把握してきます。
疲れのレベル5段階
疲れには5段階あり、放置しておくと病気に繋がります。
病気の手前で体が発するSOSに気づき、対処することが大切です。
疲れは放置しているとどんどん蓄積していきます。
交感神経優位なら活性酸素が増えて病気へと繋がり、副交感神経優位ならアレルギー性疾患が慢性化します。
どちらのタイプもレベル3が境界線となり、病気になる前に対処が必要となるのです。
交感神経優位なら休息を取ることで、血流の回復と体を温めること。
副交感神経優位なら運動や生活リズムを整えて、筋力や循環器の機能をアップさせることがポイントです。
疲れは体から発するSOSのサインです。
自分がどちらのタイプで、どの段階かを把握して、対処するようにしましょう。
疲れを溜めない習慣を作る
交感神経も副交感神経も疲れの初期は血流と体温の低下が起こります。
疲れを溜めないためには、血流と体温を低下させない習慣を作ることです。
1時間に1回ストレッチや歩き回る
血流が活性化するのは筋肉が動いている時です。
長時間の同じ姿勢は筋肉に動きがないので血流も体温も低下します。
ストレッチをしたり、歩ける環境なら立ち上がって歩く習慣をつけていきましょう。
湯船で体を温める
疲労回復には免疫機能と連携しており、免疫機能が活性化するのが深部体温が37.5℃(脇なら36.5℃)です。
体温プラス4℃のお湯で10分程度の入浴で、体を温めて体温を高めましょう。
低血糖を防ぐ
糖分が不足している低血糖の状態も疲労感を強くします。
オススメなのが、黒糖やハチミツ、ラムネなどを摂ることです。
糖分の摂りすぎは疲労感を悪化させるので、適量を見つけていきましょう。
寝る前にスマホを使用するのをやめる
スマホのブルーライトは睡眠の質を低下させ、睡眠時の疲労回復妨げてしまいます。
寝室にはスマホを持ち込まない。入浴後はスマホを使わないなどマイルールを作りましょう。
運動不足を解消する必要最低限の運動
運動の効果は筋肉を動かし、血流と体温を高めることです。
筋肉は年齢とともに低下し、疲れも抜けない体質となってしまいます。
最低でも週2回は筋肉を刺激する運動を取り入れ、筋力低下を防ぐことが必要です。
日々の疲れを解消する習慣をあげていきました。
まずは疲れを溜めない習慣を作っていきましょう。
それと同時に疲れない体づくりを行うことも大切になります。
しかし、
・疲れて運動する気力が起きない
・痛みがあって運動できない。
・すぐに疲れてしまう
このように運動する体でない場合が多いです。
また、運動への苦手意識も運動を遠ざけ、疲れ体質を作ってしまいます。
・運動が苦手で続かない
・どんな運動したら良いか分からない
・運動すると痛みが出てしまう
疲れを根本から解消するには運動は大切なのは分かっていても、運動のハードルが高いのです。
そんなお悩みを解決するには、パーソナルトレーニングをお勧めします。
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参考文献:疲れない体をつくる免疫力 著:安保 徹(三笠書房)