“ピキッ“
ランニング中、突然膝の痛みが出ました。
気のせいだろう。。。
一度立ち止まり、またランニングをスタート。
しかし、また同じ膝に“ピキッ“と痛みが。
この瞬間、腸脛靭帯炎をやってしまったなと感じました。
これは、初のマラソンにチャレンジするために、練習してた時に起こった体験談です。
フルマラソンが迫っているのに、膝の状態は一向に良くなりませんでした。
この時に感じたのが、
*病院に行っても痛みの原因が分からず改善方法が分からない
*安静や湿布だけではダメなのは分かっているけど対処の方法が分からない
*自分でも調べているけど、何が正しいか分からない
解剖やケガの知識があるトレーナーの私ですら、すごく悩みました。。。
このブログを読んでくださっているあなたも、
腸頸靭帯炎、鵞足炎、足底筋膜炎、アキレス腱炎、シンスプリントなど、どこかに痛みを抱えているのではないでしょうか。
しかも、望むような改善方法が見つかず悩んでいませんか?
タイムを縮めるためにハードに練習していると、どうしても練習の量が多くなります。
練習の量と比例するのが、ランニング障害が発症するリスクです。
ランニング障害が発症しても、すぐに原因が分かり改善できれば良いのですが、ここに問題があるのです。
その問題は、
『ランニング障害の原因が病院では分からない』ことです!
病院は、
足が痛いなら痛みは足底筋膜が問題だから足底筋膜炎だね。
膝が痛いなら痛みは腸脛靭帯が問題だから腸脛靭帯炎だね。
このように、痛みが出ている部分の問題を見つけ、診断するのが病院の役割です。
しかし、大切なのはここではないですよね。
痛みが出たのは、“痛めたところにストレスがかかった結果“であり、原因は別のところにあるのです。
病院ではケガの診断名は分かるけど、原因までは分からないのです。
なので、“安静にしましょう“という指示になることが一般的です。
○ランニング障害の原因を見つける3つの方法
- ランニングフォームの分析する
- カラダのバランスを分析する
- 練習の量を分析する
“フォーム・カラダ・練習量“の3つでランニング障害の原因を見つけていくことが大切です。
ランニング障害は発症する公式があります。
ランニング障害=間違った使い方×使いすぎ
ランニングは長時間同じ動きを繰り返すスポーツです。
この時、“関節に負担のかかる走り方“をしていたらどうでしょうか?
関節に負担のかかる走り方で長時間練習すれば、ランニング障害に繋がりやすくなります。
練習の量の調整も大切ですが、
根本の原因を見つけるには『ランニングフォームの分析が必要』なのです。
○ランニングフォームを分析するには?
ランニングフォームを分析する方法は、いくつかありますが、私のオススメは『現実に近い走りを分析すること』です。
実際の走りを分析することで、
*走りの全体的なバランス
*ランニング障害に繋がる間違った走り方
*身体の歪み
などを分析できるのです。
また、ランニングフォームの分析も正面、横、後の3面から撮ることで、より正確な評価ができるようになります。
○ランニングアセスメント
ランニングアセスメントはランニングフォーム分析のための分できメソッドです。
足部から頭まで分析することで、全体的なバランスを把握し、根本的な原因を見つけることができます。
実は、ランニング障害を抱えるランナーのほとんどが、足に問題があることが多いのです。
足のバランスから見ていくことで、問題を見逃さず、原因を見つけ出すことができるのです。
ちょっとした足の蹴り方の違いが“ランニング障害“に繋がるのです。
○ランニングフォームを分析するメリット
*自分のカラダのバランスに合った走り方が分かる
*どこに行っても改善しない痛みの原因が分かる
*痛みが出ない走り方が分かる
どのようなストレスが関節にかかっているのが理解した上で、
正しいランニングフォームを身につけていくことで、痛みで悩まないようになります。
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