*腹筋をやっているのにお腹に効いている感じがしない。
*腹筋をやると腰が痛くなる。
*腹筋をやると首や肩に力が入る。
このような『腹筋に正しく効かせられない』お悩みが意外と多いです。
腹筋をやっているのに腹筋に正しく効かないのは、『肋骨が固まってしまっている』可能性があります。
肋骨が固まるとは、肋骨が外側にパカっと開いた位置で固まってしまうことです。
※仰向けに寝た時に、骨盤よりも肋骨が高い位置にある場合は肋骨が外側に開いて固まっています!!
本来の肋骨の動きは、息を吸うと大きく広がり、息を吐くと縮まるといった具合で、呼吸の度に大きく動いてくれる特徴があります。
しかし、肋骨が固まると、息を吐く時に肋骨が内側に縮まる動きが悪くなります。
この状態で定着してしまい、肋骨が内に入る動きが苦手になってしまうのです。
それにより腹筋トレーニングで起き上がる際に、内側に縮まる動きが制限されてしまうのです。
肋骨が内側に動かないのに、なんとか力を入れようとすると首や肩に力が入りやすくなってしまうのです。
本来、腹筋トレーニングで効かせたい腹筋はこちら
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ここで注目して欲しいのが、『肋骨(特に下側)に筋肉がついている』ということ。
肋骨の下側に腹筋が集中してくるので、肋骨の下側を柔軟に動かせるようになることが腹筋トレーニングは大切になります。
そのため、トレーニングで腹筋に正しく効かせるためには、息を吐いて肋骨を内に締めていく意識を高めていきましょう。
◎肋骨の下側を内側に締めるエクササイズ
イラストの肋骨が内側+やや下方向に動くイメージを持って、
①息をゆっくり吐きながら、肋骨を内側に閉じていく
②さらにやや下に下げて息を吐き切る
手で肋骨の外側から内側にサポートしていくのもOKです。
肋骨が内側・やや下方向に動かせる感覚ができたら、その意識で腹筋にチャレンジしてみましょう!